【連載記事】メキシコ刺繍はカラフルだけじゃない!実は沢山ある柄や刺繍の種類について

みなさまこんにちは、tesoro スタッフの川口と申します。
私がこのコーナーの案内役を務めさせていただきますので、みなさまどうぞよろしくお願いいたします。
私たち tesoro は、世界各国の伝統⼯芸と現代のデザインを融合したサステイナブルなものづくりを⾏い、世界の作り⼿と買い⼿とのかけはしとなるエスニック総合ポータルサイトを運営するオリジナルブランドとして2020年2⽉にローンチいたしました。
私たちが暮らすこの世界中には、たくさんの魅力的な “もの” が満ちあふれています。
情報通信の発達でいつでも知りたい情報が手に入る大変便利な世の中になりましたが、たとえ世の中が情報が満ち溢れていても、人間長い人生の中で、自分にとってかけがいのないといえる素敵な “もの” に出会えるチャンスは、そうそうあるものではありません。私たちはそのかけがいのない “もの” とその “もの” との素敵な出会いに想いを込めて、ブランドネームに “tesoro” という名前を付けました。“tesoro” という言葉は、スペイン語で “宝物” を意味します。
この世界を皆様とともに散策し、“もの” と “みなさま” を繋ぐかけはしになれたらという想いで、素敵な “tesoro” をご案内してゆきたいと思います。
さて前置きはこのぐらいにさせていただき、記念すべき第1回の記事は、日本にも多くのファンの方がいらっしゃいます ”メキシコの刺繍や織物の世界” について触れてみたいと思います。
みなさまは、“メキシコ” という言葉を聞いて何を連想されますか??
メキシコ料理で有名なタコス、辛いものには相性のいいコロナビール、通貨のペソ、地元楽団のマリアッチ、澄み渡る青い空や海、ピンクをはじめとしたカラフルな街並み、、、
今回私たちがフューチャーしたいのは、”メキシコの刺繍” です!!
メキシコ刺繍の特徴といえば、なんといっても、その刺繍が織りなすたくさんのカラフルな色合いと、花をはじめとした様々なキュートな柄、とお思いの方も多いのではないでしょうか。
メキシコの刺繍や織物は、とても想像力豊かなたくさんのデザインがあり、そのひとつひとつに先住民族の伝統や技術、想いが色濃く反映されており、それはまさにテキスタイルアートともいうべき素敵なもので溢れています。
伝統的に受け継がれてきた刺繍に込められた想いやデザインは地域によって千差万別!!
この刺繍や織物は、インディヘナと呼ばれるラテンアメリカの先住民族の女性たちが心を込めて作ってきた歴史があります。
伝統的に受け継がれてきた刺繍に込められた想いやデザインは地域によって千差万別!!
ひと針ひと針縫い進めて作り出す刺繍は、膨大な手間と時間がかけられており、繊細ながらも圧倒されるような力強さ、歴史の深さを感じられます。メキシコの人々にしか表現できないような色使いや、色彩も豊かでとても華やか。そんなメキシコの刺繍や織物は、作り手によって全く違うものが生み出され、とても奥が深く見るものを魅了し、心を豊かにしてくれる・・・そんな、世界で愛されるテキスタイルアートです。
数多く存在するメキシコ刺繍の中から、ファンも多く、魅力溢れる伝統的な5種類の刺繍の歴史や特徴と魅力、そのアイテムを、複数回にわたりご紹介してゆきます。
コーデでは、古着アイテムもおすすめです。
あなただけのお気に入りの刺繍を一緒に探してみませんか!
《今後ご紹介する5種類のメキシコ刺繍はこちら》
▼【連載第1回】『プエブラ刺繍』 メキシコ刺繍ワンピースなら定番のこの柄!
▼【連載第2回】『ララインサール刺繍』 マヤ紀元の豊かな伝統手織り技術・知恵の結晶
▼【連載第3回】『オトミ刺繍』 一度みたら忘れないキュートなデザインとカラフルで美しいグラデーション
▼【連載第4回】『ロココ刺繍』 アグアカテナンゴ村特有のぬくもりある刺繍(近日公開予定)
▼【連載第5回】『ミルパ刺繍』 サンファンチャムラ村のかわいい刺繍(近日公開予定)